嬉野で湯どうふフェスタ始まる


 嬉野温泉の名物温泉湯豆腐」をPRする「湯どうふフェスタ」が11日、嬉野市で始まった。湯気を上げる巨大鍋を使って2000食分を振る舞い、訪れた人はとろける独特の食感を楽しんでいた。12日は県内各地の有名豆腐や韓国豆腐の試食コーナーもある。

 今年は湯どうふフェスタと産業祭り、商店街祭りを、嬉野町中央広場と嬉野温泉商店街で同時開催している。会場には、地元農産物の販売コーナーやお茶席が設けられ、特設ステージでは地元アマチュアバンドが演奏して盛り上げている。

 初日は豆腐500丁2000食分を準備した。大鍋から立ち上る湯気に誘われるように観光客が次々に訪れて、熱々の湯豆腐をゆっくりと味わっていた。

 2日目の12日は3000人分の湯豆腐を振る舞う。有田町の「ごどうふ」や鹿島市の「ざる豆腐」など県内各地の名物豆腐や、韓国から招いた職人による韓国豆腐の試食コーナーもある。



佐賀新聞 - 2006/11/11