登別温泉地獄谷などで、韓国テレビ局がロケ


韓国のテレビ局SBS制作ドラマ「塩の人形」(仮題)のロケが13日、登別温泉の地獄谷などで行われ、地元関係者もエキストラなどで協力した。

 「塩の人形」はSBS初の北海道舞台ドラマ。10年間連れ添った夫婦が、記念旅行で冬の北海道を訪れ、さまざまな人と出会いながら夫婦愛を見つめ直す物語。このドラマを通してカムバックしたファン・スジョンがヒロインを演じる。ロケ地は札幌、小樽、ルスツリゾート、登別などで、登別ではこの日、のぼりべつクマ牧場、地獄谷、登別マリンパークニクスなどで撮影が行われた。

 撮影には韓国側の監督、俳優、制作スタッフ、日本側の通訳など約80人が訪れた。登別観光協会では、登別温泉のPRになる?として関係者などがエキストラ役で協力。主人公の家族が地獄谷などで観光を楽しむ様子が撮られた。

 北海道での撮影は17日までの予定で、韓国での放送は来年1月上旬から開始。60分、全20話で、日本での放映は今のところ未定という。

【写真=地獄谷で行われた韓国テレビ局SBS制作ドラマの撮影風景】 

室蘭民報 - 2006/12/14