2つの温泉を割安で 横手、合併効果で連泊企画

上畑温泉さわらび
あいのの温泉鶴ケ池荘
 






平成の大合併で秋田県横手市の第三セクターとなった山内地域のあいのの温泉鶴ケ池荘と増田地域の上畑温泉さわらびの2つの温泉施設が、今月から合同の通年連泊企画「湯めぐりプラン」をスタートさせた。割安料金で双方の施設に泊まってもらい、趣の異なる温泉につかり、自慢料理を味わってもらう趣向。「団塊の世代夫婦の小旅行などにぴったり。料金体系などが統一されたからこそできた企画。一つの合併効果」と両施設は語っている。

 旧山内村と旧増田町の三セク施設だった鶴ケ池荘とさわらびは平成17年10月の合併に伴い市の三セク施設となった。合同企画は、4月から入浴料(500円)、宿泊料金(1人1泊2食付き1万円から)など料金体系が統一されたことを受けての実施した。

 両施設に宿泊してもらい、ライトアップ噴水のある広大な池に面した鶴ケ池荘と山に囲まれ秘湯のムード漂うさわらびの和風の温泉に浸り、山菜など山の幸を中心とした両施設の料理に舌鼓を打ってもらう。

料金は1人2泊3日(5食付き1万6000円)、3泊4日(8食付き2万4000円)。
実施日は祝日の前日を除く日曜—木曜日。



秋田魁新報 - 2007年4月17日