観光客ら8000人歓声 下呂温泉で音楽と花火の競演始まる


冬の夜空に花火と音楽が競演する「下呂温泉花火ミュージカル冬公演」が2日夜、下呂市幸田の飛騨川沿いで始まった。曲とともに約7000発の花火が打ち上げられ、集まった観光客ら約8000人が音と光のショーを楽しんだ。

 下呂温泉の冬花火は、今年で6回目。今回から、地元の青年組織などでつくる実行委員会が運営に当たっている。

 流行曲からクラシックまで多様な音楽と花火を、コンピュータを駆使して同調させる仕組み。この日は15分間にわたって計7曲が流され、カップルや家族連れが橋の上や河川敷から歓声を上げながら眺めていた。

 花火は23日までの土曜日午後8時からで、曲や構成を毎回変えて15分間、開催。最終日の23日は、「特別公演」として30分間行われる。

 (福本雅則)

中日新聞 - 2006年12月3日