天然温泉で有害ガス、8人が病院に搬送 東京・西麻布

19日午前8時20分ごろ、東京都港区西麻布1丁目、天然温泉「ザブー」地下3階で塩素系のガスが発生、従業員8人がのどの痛みなどを訴えて病院に運ばれた。当時、施設は営業中で、従業員が客の避難誘導をした。警視庁や東京消防庁で原因を調べている。

 麻布署の調べでは、従業員がボイラー室で消毒用の薬品をタンクに入れる際、誤って違うタンクに入れて薬品が混ざり、有害なガスが発生したらしい。

朝日新聞 - 2006年12月19日