温泉宿「木もれ陽の宿・日吉山の家」で初冬の漬物教室

【京都】南丹市日吉町生畑の温泉宿「木もれ陽の宿・日吉山の家」で17日、「初冬の漬物教室」が行われた。参加した都市住民らは地元農家と交流しながら、ダイコンの収穫から水洗い、塩漬けまでを体験した。

 同家は1972年に府が青少年宿泊施設として開設し、当時の日吉町に管理を委託した。

 現在は同町生畑区住民でつくる「日吉山の家運営委員会」が経営している。

 今回の教室は、リニューアル1周年を記念し、初めて企画した。京都市内などから16人が参加。同家の畑で栽培されたダイコンを収穫。近くの清流で洗い、漬け込み作業を体験した。

 参加者は「おいしいものを食べるのも大変ね」などと話しながら作業。京都市の藤原泰子さん(31)は「自然いっぱいの中で地元の人と交流できてよかった」と話していた。

日本農業新聞 - 2006年12月18日