矢板・城の湯温泉センター/リンゴ湯できてます

 矢板市の城の湯温泉センターで7日、地元で生産されたリンゴを浮かべた「初春湯(はつはるゆ)」が始まり、入場客は甘酸っぱいリンゴの香りを楽しんでいる。リンゴ湯は8日まで。

 地元のリンゴのPRと新春を祝うかわり湯として、5年前から始まった。リンゴは王林、赤玉などがメーン。地元のリンゴ農園の協力を得て、収穫後低温保存してきたもので、男女の露天風呂で合わせて約1200個を使用する。

 同センターは1992年に市が開業。市民を中心に年間約21万人の利用客がある。入場者を増やそうと、リンゴ湯のほかにユズ湯、ヒノキ湯などのかわり湯も季節ごとに実施している。

 友人らとリンゴ湯を楽しんでいた矢板市内の会社員は「湯気の中から現れるリンゴの香りはいいですね」と満足した様子。

開館時間は午前10?午後9時。入浴料は中学生以上500円、65歳以上と小学生は400円。

問い合わせは同センター=(電)0287(44)1010=へ。 (福原康哲)

中日新聞 - 2007/1/8