啓翁桜のつぼみふっくら 富山市山田 急ピッチで出荷進む

 富山市山田地域特産の早咲き桜「啓翁(けいおう)桜」の出荷がこのほど始まり、山田村花木生産組合員が作業を急ピッチで進めている。
 七日は組合員の女性三人が、同市山田清水の花木促成施設でつぼみの膨らんだ桜の木を四、五本束ねてしばる作業を進めた。今年は作業工程を見直し、促成施設で花芽の良く出た木だけを選別して束ね、品質の均等化を図っている。二月末ごろまで約四万五千本の出荷を見込んでいる。

 県内の小売店や山田地域の清水そばそば峠、JA山田村、牛岳温泉健康センターなどで一束三百八十円で販売されている。「ゆうパック」は十六日まで申し込みを受け付けている。

問い合わせは同組合の石崎貞夫代表=076(457)2373=まで。

北國新聞 - 2007/1/8